陥没乳頭
「乳頭が引っ込んでいる。でも誰にも相談しにくい。」——そんな悩みを抱えている方に向けて、陥没乳頭の治療について正直にまとめました。授乳機能への影響・ダウンタイム・再発リスクまで丁寧にお伝えします。
陥没乳頭は日本人女性の約20%に見られる症状です。一人で抱え込まず、まずはご相談ください。
陥没乳頭とは
乳頭が内側に引き込まれ、外から見えにくくなっている状態です。乳頭の下にある乳管が十分に発達していなかったり、周囲の結合組織が硬くなって乳頭を内側に引き込んでいることが原因です。生まれつきのケースと、授乳・加齢・体重変化によって後から生じるケースがあります。
「見た目の悩み」だけでなく、授乳への影響・乳垢による細菌繁殖・乳腺炎のリスクにもつながることがあります。将来的に授乳を希望される方は、妊娠前の治療を検討されることをお勧めします。
乳頭のタイプ

陥没が起こる仕組み

陥没乳頭の程度分類

| 程度 | 特徴 | 治療法 |
|---|---|---|
| 軽度(Grade 1) | 指でつまむと出る | 保存的治療・手術 |
| 中度(Grade 2) | 引き出せるが戻る | 手術(酒井I法) |
| 重度(Grade 3) | 外に出せない | 手術(酒井II法) |
2つの術式から選べます
診察時に陥没の程度・授乳希望の有無・ご希望を確認したうえで、最適な方法をご提案します。
① 授乳機能を残す方法(乳管温存法 / 酒井I法)
Grade 1〜2に適応
乳頭を引き込んでいる乳管周囲の線維組織を切離しながら、乳管そのものは可能な限り温存します。将来的な授乳を考慮した方法です。ただし乳管が極端に短い場合は、将来的に再陥没する可能性が残ります。
将来の授乳を希望される方・まだ出産予定のある方に向いています
② より確実に矯正する方法(乳管切断法 / 酒井II法)
Grade 3・再発例・より確実な矯正を希望する方に適応
乳頭を引き込んでいる線維組織・乳管を切断することで、引き込む力を根本から解除します。授乳機能を一部損なう可能性がありますが、再陥没のリスクは低くなります。当院では術後の再陥没リスクをさらに低減するための独自の工夫を加えています。
授乳の予定がない方・重度の陥没乳頭・より確実な矯正を希望する方に向いています
保険適用について
陥没乳頭は、状態によって健康保険が適用される場合があります。
- 将来的に授乳に支障をきたすと判断される場合
- 重度の陥没で乳腺炎などの疾患を繰り返している場合
- 美容目的ではなく、機能改善を目的としている場合
保険適用の可否は医師による診察が必要です。まずはカウンセリングで現在の状態をご確認ください。
こんな方におすすめ
- 乳頭が内側に引っ込んでいて気になる方
- 授乳がうまくできるか不安な方
- 乳垢が溜まりやすく衛生面が気になる方
- 下着や洋服が擦れて痛みがある方
- 左右で形や高さが違う方
- 将来の授乳に影響を出さない範囲での治療を希望する方
- 乳頭縮小・豊胸術と合わせてトータルに整えたい方
同時に行える手術
よくある質問
Q. 授乳への影響はありますか?
乳管温存法(酒井I法)であれば授乳機能を残すことができます。乳管切断法(酒井II法)の場合は授乳機能を一部損なう可能性があります。将来の授乳を希望される方は必ずカウンセリングでお申し出ください。
Q. 再発することはありますか?
乳管温存法は乳管が極端に短い場合、将来的に再陥没する可能性が残ります。乳管切断法は引き込む力を根本から解除するため再陥没のリスクは低くなります。当院では再陥没リスクをさらに低減するための工夫を加えています。
Q. 保険は使えますか?
状態によっては健康保険が適用される場合があります。授乳障害・乳腺炎の繰り返し・機能改善目的などが対象になりえます。保険適用の可否は診察が必要です。カウンセリングでご確認ください。
Q. 傷跡は目立ちますか?
切開線は乳頭の根元付近に入るため目立ちにくい位置です。時間の経過とともに白っぽいラインとして安定します。
Q. ダウンタイムはどのくらいですか?
腫れ・内出血は1〜2週間程度で落ち着きます。デスクワークは数日後から復帰できる方が多いです。傷口が安定するまでの約1週間は患部を濡らさないようにしてください。
Q. 料金はいくらですか?
料金はキャンペーンやモニター募集状況によって変更となる場合があります。保険適用の場合は別途ご案内します。最新の料金は施術ページ下部の料金表またはカウンセリングでご確認ください。
リスク・副作用
- 腫れ・内出血:術後1〜2週間程度続くことがあります
- 感染:まれに感染が起こる場合があり、抗生物質の処方や追加治療が必要になることがあります
- 再発(再陥没):術式によっては再陥没が起こる場合があります
- 感覚の変化:一時的に施術部位周辺の感覚が鈍くなることがありますが、多くの場合は時間とともに回復します
- 瘢痕形成:傷跡が目立つことは少ないですが、個人差により瘢痕が残る可能性があります
- 授乳機能への影響:乳管切断法の場合、授乳機能を一部損なう可能性があります
術後の注意事項
シャワー・入浴
シャワーは翌日より可能(患部は避ける)。入浴は抜糸後より可能です
仕事復帰
デスクワークは数日後から可能な方が多いです
ブラジャー
術後1ヶ月は患部への圧迫を避け、ワイヤーなしのソフトブラを着用してください。就寝時のうつ伏せもお控えください
運動
軽い散歩は早期から可能。激しい運動は1ヶ月程度控えてください
詳しい解説コラム
術式の仕組み・乳頭のタイプ分類・保険適用の詳細についてはこちらのコラムで詳しく解説しています。
こんな方におすすめ
-
授乳や加齢により乳輪が拡大し、バランスが崩れた方
-
もともと乳輪の直径が大きく、見た目が気になる方
-
豊胸術や乳頭縮小術と合わせてトータルに整えたい方
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傷跡を最小限に、自然な仕上がりを希望する方
基本情報
| 施術時間 | 約120分 |
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|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 副作用・リスク |
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| シャワー・入浴 | シャワーは翌日より可能です。強くこすらず、泡で優しく洗浄いて頂きます。入浴は抜糸後より可能です。すぐに入浴できないのは、入浴することで血行がよくなると出血しやすくなり腫れが出やすくなるためです。 |
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| 下着 | 術後1ヶ月は、患部の圧迫は控えて下さい。ワイヤー入りブラジャーの着用を控えていただきます。(スポーツブラや柔らかいタイプの物を使用)また、就寝時にうつ伏せで眠ることもお控えください。 |
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| 抜糸 | 7~10日後に、抜糸します。 |
注意事項
安心して回復いただくために、以下の点にご注意ください。
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患部の清潔を保つ
処方された軟膏や抗生剤を使用し、指示に従って清潔な状態を保ってください。 -
保護パッドの使用
術後数日間は、専用の保護ドームやガーゼを着用し、圧迫や摩擦から患部を守ります。 -
激しい運動や入浴は控える
術後1週間は激しい運動や入浴を避け、シャワー浴にとどめてください(医師の指示に従ってください)。 -
飲酒・喫煙は控える
血行が促進されると腫れや内出血が悪化する可能性があるため、術後1週間程度は控えましょう。 -
下着の選び方に注意
ワイヤー入りブラや締め付けの強い衣類は避け、柔らかく通気性の良い素材のものを着用してください。 -
経過観察と通院
術後1〜2週間程度で経過観察を行います。傷の治癒や形状の安定を確認するため、必ずご来院ください。 -
乳頭の感覚について
まれに一時的な感覚の鈍さを感じることがありますが、通常は数週間〜数か月で回復します。
施術の流れ
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カウンセリング・診察
丁寧なカウンセリングでおひとりおひとりに合わせた施術をご提案します。
診察ではドクターが状態を確認します。不明点などあればお訪ねください。 -
お支払い
お支払い完了後、お客様のご希望に寄り添い、丁寧に施術を行います。 -
施術
お支払い完了後、患者様のご希望に寄り添い、施術の準備をします。(施術が後日の場合はご予約をお取りいたします) -
施術後
施術後、気になる事がございましたら、お気軽にご相談ください。
よくある質問
- Q 傷跡はどこにできますか?
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乳輪の縁に沿って切開を行うため、境界に馴染んで目立ちにくいです。
- Q 授乳に影響はありますか?
- 乳管や乳頭部には触れず、乳輪周囲のみを切除するため、基本的に授乳機能には影響しません。
- Q 他のバスト手術と同時にできますか?
- 豊胸術、乳頭縮小術などとの組み合わせが可能です。
料金表
陥没乳頭・陥没乳首
陥没乳頭・陥没乳首
- 乳頭・乳首
- 片側
- 通常
- ¥198,000
- 両側
- 通常
- ¥350,000