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陥没乳頭(陥没乳首)の治療|将来の授乳と美しさを守るために

陥没乳頭(陥没乳首)の治療について
乳頭が乳房の中に引き込まれてしまっている状態を陥没乳頭と呼びます。 「自分だけなのだろうか…」と不安を感じる方もいらっしゃいますが、実は日本人女性の約20%に見られる、決して珍しくない症状です。
当院では、外見の改善はもちろんのこと、将来の授乳機能や衛生面を考慮した、医学的なアプローチによる治療を行っています。
乳頭のタイプと陥没が起こる仕組み
乳頭の形や大きさには個人差があります。一般的にイメージされる正常乳頭の方は全体の約4割ほどで、多くの方が何らかの個性を備えています。

- 正常乳頭(約40%):1cmほど突き出した状態。
- 短乳頭(約30%):突出が5mm程度。
- 巨大乳頭(約10%):突出が2.5cmほどの大きなもの。
- 陥没乳頭(約20%):乳頭が内部に凹んでいる状態。
陥没が起こる直接的な理由は、乳頭の下にある乳管が十分に発達していなかったり、周囲の結合組織が硬くなって乳頭を内側に強く引き込んでいたりすることにあります。

症状の重症度(グレード)について
治療方針を決定する上で、現在の状態がどの段階にあるかを確認することが重要です。

- 軽度:指などで露出させれば、簡単に出てくる状態。
- 中度:吸引器などの強い刺激を与えることで出てくる状態。
- 重度(真性陥没乳頭):刺激を与えてもすぐ戻るか、全く出てこない状態。
放置することによる健康面のリスク
陥没乳頭は見た目だけの問題ではなく、生活面において以下のようなリスクを伴うことがあります。
- 感染や炎症のリスク 凹んだ部分に汚れ(乳垢)が溜まりやすく、細菌が繁殖して乳腺炎や乳管炎の原因となることがあります。
- 授乳への支障 赤ちゃんが乳頭をうまく吸えず、母乳育児が困難になったり、無理に吸われることで痛みや傷が生じやすくなります。
特に、将来的に授乳を希望されている方は、乳腺トラブルを未然に防ぐためにも、妊娠前の治療を検討されることをおすすめします。
Belle Via Clinicの治療法
当院では症状の重さに応じて、最適な術式を選択します。
基本的には、Grade 1, 2であれば「酒井I法」、Grade 3では「酒井II法」という方法を選択します。
1. 乳管を温存する方法
将来、授乳が必要な方を対象とした手術です。乳管を傷つけずに温存しますが、乳管が極端に短いために陥没をきたしている場合は、将来的に再陥没する可能性が残ります。
2. 乳管を切断する方法
術後の授乳は不可能となりますが、引き込む力を根本から解除するため、再陥没の可能性は低くなります。

保険適用での治療について
陥没乳頭は、その状態によって健康保険が適用される場合があります。
- 将来的に授乳に支障をきたすと判断される場合
- 重度の陥没で、乳腺炎などの疾患を繰り返している場合
- 美容目的ではなく、機能改善を目的としている場合
※保険適用の可否については、医師による診察が必要となります。まずは現在の状態を正しく診断させていただきます。
院長よりメッセージ
乳頭のお悩みは非常にデリケートなため、一人で抱え込んでしまう方が多くいらっしゃいます。しかし、陥没乳頭は適切な治療によって、機能面・外見面ともに大きく改善できるものです。
医学的な視点から、あなたにとって最適な解決策をご提案いたします。まずはカウンセリングで、現在のお悩みをお聞かせください。
料金・その他注意事項などは下記もご参照ください
記事監修医師
BelleViaClinic 院長
加藤 秀輝
日本専門医機構認定
形成外科専門医・指導医
整形外科専門医
日本美容外科学会 (JSAPS) 専門医
日本頭蓋顎顔面外科学会 専門医
【他資格・所属学会】
大学医学部を卒業後、形成外科および美容外科の最前線で研鑽を積み、日本専門医機構認定の形成外科専門医を取得。通算20年以上のキャリアの中で、JSAPS専門医をはじめとする複数の専門資格を保有しております。これまで多くの症例に向き合い、技術の研鑽を絶やすことなく続けてまいりました。
専門医としての誇りと責任を胸に、常に「本物の治療」を追求しています。私のポリシーは、単なる一時的な変化ではなく、中長期的に効果が続く質の高い医療を提供することです。患者様お一人おひとりの悩みに真摯に向き合い、最適なデザインと確かな技術をお約束いたします。
