
大陰唇縮小術
施術内容
大陰唇は、加齢による脂肪の萎縮や皮膚弾力の低下などで、たるみやしわができることがあります。このたるんだ部分を切除することで、大陰唇にハリ感を出すことができます。手術は、左右の大陰唇の余分な皮膚を紡錘形に切開、切除し、一本の線状に縫合します。小陰唇よりも傷が目立ちやすい部位ですが、形成外科的な縫合法で丁寧に仕上げて。また、大陰唇に黒ずみがある場合も、大陰唇縮小手術での黒ずみ除去が可能です。
こんな方におすすめ
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大陰唇が大きく、下着に響いたり見た目が気になる方
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蒸れやすく、かゆみや臭いなど不快感がある方
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年齢とともに大陰唇が下垂し、たるみが気になる方
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脂肪が多く、下半身のシルエットをすっきり見せたい方
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水着やフィットする洋服を自信を持って着たい方
基本情報
施術時間 | 約60分 |
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副作用・リスク | ■血が溜まる 術後に傷の中で出血して傷が腫れてしまうことがございます。そのままにしてしまいますと、化膿したりしこりを作ったり、痛みも出現するため早目の処置が必要となります。再度、傷を開け溜まった血を小切開で排膿する処置をさせていただきます。 ■感染(化膿する) 術後、熱感・痛み・腫れが増す、あるいは長引く場合は感染している可能性がございます。もし感染が起きてしまった場合は、そのまま放置すると、全身に菌が広がり、皮膚が破れ、膿が出ます。また、その後に傷跡が残ってしまいます。そうならない為にも、早急な処置が必要となり内服薬服用や抗生剤の投与、洗浄をします。膿がたまった時には、皮膚を切開して膿を出す処置をさせていただき、経過をみます。また、カンジダ症やクラミジアなどの感染症をもともと患っていた場合、症状が悪化してしまうおそれがございます。膣に関係する感染症の種類として挙げられるのは、ガンジダ症やクラミジア、淋病と言った性病がございます。手術前にきちんと検査を受けて、感染症が発覚した場合はそちらの治癒から行いましょう。 ■傷が開く 傷の腫れによりつっぱりが強い為、傷の治りが悪く、傷が開いてしまうことがございます。傷が開いてしまった場合は、状態によって再度縫合するか、傷の治りを促進する外用薬を処方いたします。 ■中の縫ってある糸が出てくる 中の縫ってある糸(皮膚の下の組織を縫い合わせる糸)が出てくることがございます。放置していると化膿する危険がありますので早めにご来院下さい。糸を取り除く処置をさせていただきます。 ■取り残し、大きすぎる 手術は大きさを確認しながら慎重に行ないます。術後3か月はむくみがあるため、大きく見えてしまいます。むくみがとれるまで経過をみていただく必要がございます。それでも大き過ぎると感じることや、取り残しがある場合、再度切除を行わせていただきます。 ■思ったより小さすぎる 切除してしまった陰唇を拡大するのは大変困難となります。それでもご希望より小さいと感じる場合、大陰唇にヒアルロン酸注入をお勧めいたします。注射で済むので、陰毛の処理はとくに必要ございませんし、施術後は通院の必要もございません。ただし、ヒアルロン酸は徐々に身体に吸収されるので、時間がたてば元の大きさに戻ってしまいますが、射針は非常に細いので傷跡は目立たず、何度かリピートをしても注射の後は残りません。 ■左右差、大きさの違い 手術は形や大きさを確認しながら慎重に行なっておりますが、術前からの左右差も影響するため、術後の完全な左右対称な形を保証することは限界がございます。どうしても気になる場合は、上記「大きすぎる・小さすぎる」に準じ、状態に応じて処置を行わせていただきます。手術をご希望される場合は小さい方に合わせて行わせていただきます。 ■傷跡が赤く盛り上がる、凹む、目立つ、広がって気になる 色素沈着によって傷が目立つ場合には軟膏処置をさせていただきます。それでも改善しなかった場合は、切開法を提案させていただきます。傷跡のへこみの場合は、傷が張られている事が原因でございます。その際は、再度傷を切開し、つながってしまった皮膚をはがす処置を行わせていただきます。傷跡の幅が広がってしまった場合は、術後3ヶ月以降、傷の赤みが消えたうえで、再度切開し、傷跡を切り取り、丁寧に縫い直します。 ■感覚の麻痺 手術によって細かい知覚神経が傷つくので、一時的に感覚が鈍くなります。通常3ヶ月程で知覚は回復してきます。稀に完全に元の状態まで戻らないことがございますのでご了承下さい。 |
シャワー・入浴 | シャワーは手術翌日より可能でございます。シャワーをすることで清潔を保ち、感染を防ぐことができます。強くこすらず、泡で優しく洗浄いていただきます。 入浴は抜糸後より可能でございます。すぐに入浴できないのは、入浴することで血行がよくなると出血しやすくなり腫れが出やすくなるためでございます。
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性行為・プール | 抜糸後から可能でございます。基本的には傷が落ち着き、感染のリスクがなくなりましたら可能です。 |
抜糸 | 術後2週間目。 チクチクとした軽い痛みがあります。ご心配の方は笑気麻酔を使用することも可能でございます。 |
注意事項
■禁煙喫煙は血液の循環を悪くする為、傷の治りが悪くなります。細菌がついて感染を引き起こす原因にもなります。術前2週間前~術後最低1ヶ月は禁煙して頂くようお願いいたします。
■再手術、修正手術後3ヶ月間は、腫れや炎症が残っているため、手術を行うと、傷が汚くなる、癒着が強く変形するなど、原則として調整や手術は行なわない方が良いとされる時期です。腫れや炎症が収まる3ヶ月以降に判断し、調整を行わせて頂くことを御了承下さい。
施術の流れ
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カウンセリング・診察
丁寧なカウンセリングでおひとりおひとりに合わせた施術をご提案します。
診察ではドクターが状態を確認します。不明点などあればお訪ねください。 -
お支払い
お支払い完了後、お客様のご希望に寄り添い、丁寧に施術を行います。 -
施術
お支払い完了後、患者様のご希望に寄り添い、施術の準備をします。(施術が後日の場合はご予約をお取りいたします) -
施術後
施術後、気になる事がございましたら、お気軽にご相談ください。
よくある質問
- Q 傷跡は目立ちますか?
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大陰唇のシワに沿って切開するため、時間の経過とともにほとんど目立たなくなります
- Q 痛みは強いですか?
- 局所麻酔を使用するため、手術中の痛みはほぼありません。術後は腫れや軽い痛みが出ますが、数日で落ち着きます。
- Q 効果はどれくらい持続しますか?
- 余分な皮膚や脂肪を除去するため、基本的には半永久的な効果が得られます。
- Q 他の婦人科形成手術と同時にできますか?
- 小陰唇縮小術、副皮除去、クリトリス包茎手術などと組み合わせることで、より自然で全体的なバランスが整います。
料金表
小陰唇縮小術・大陰唇縮小術・副皮除去術
小陰唇縮小
- 抜糸あり
- ¥275,000
- 抜糸なし
- ¥398,000
大陰唇縮小
- 抜糸あり
- ¥330,000
- 抜糸なし
- ¥498,000
副皮除去
- 抜糸あり
- ¥220,000
- 抜糸なし
- ¥298,000