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「なんとなく」で選ぶのは卒業。フラクショナル3種・徹底比較ガチ評価

美容皮膚科のカウンセリングで、患者様から「フラクショナルレーザーってどれがいいんですか?」という質問を非常に多くいただきます。しかし、一言に「フラクショナル」と言っても、実は機種によって役割は全く異なります。
今回は、数あるフラクショナルレーザーの中でも、特に「色」の悩みに圧倒的な強みを持つルビーフラクショナルを軸に、ピコ・CO2との決定的な違いを、形成外科専門医の視点からガチ評価します。
1. そもそも「フラクショナル」とは何か?

フラクショナル(fractional)とは「断片的な」という意味です。レーザーを面で照射するのではなく、剣山のように細かく点状に照射する技術を指します。
あえて肌に微細なダメージを「点」で分散させることで、健常な組織を周囲に残し、肌の再生能力を爆発的に高めるのが狙いです。これにより、従来のレーザーでは避けられなかった強いダウンタイムを抑えつつ、高い治療効果を得ることが可能になりました。
2. フラクショナル3種・徹底比較表
患者様が最も気になる「痛み・ダウンタイム・得意分野」を一覧にまとめました。
| 特徴 | ピコフラクショナル | ルビーフラクショナル | CO2フラクショナル |
| 主目的 | 肌質改善・ハリ | 「色」の掃除 | 凹凸・ニキビ跡 |
| ターゲット | 真皮(コラーゲン) | メラニン(シミ・ADM) | 全層(入れ替え) |
| 痛み | ★★☆☆☆ | ★★★☆☆ | ★★★★★ |
| ダウンタイム | ほぼなし | 2〜3日の赤み・薄い膜 | 1週間〜(強い皮剥け) |
| 一言で言うと | 「ふっくら」させる | 「白く」する | 「削って」作り直す |
【深掘り解説:ここがポイント】
① 「色」を消したいならルビーしか勝たん
ピコフラクショナルは、衝撃波によって肌の中に空砲を作ることでコラーゲン増生を促す、あくまで「質感」の改善がメインの治療です。シミを薄くする力については、やはりメラニン吸収率が圧倒的に高いルビーには及びません。
「肌のトーンを均一にしたい」「透明感を極めたい」という目的であれば、迷わずルビーフラクショナルを選ぶべきです。
② 「テープ不要」という革命
従来のルビーレーザー(スポット照射)は、シミを確実に消せる反面、照射後に1〜2週間の茶色いテープ保護が必須でした。これが「仕事が休めない」という方にとって大きな壁となっていました。
しかし、ルビーフラクショナルは「面」ではなく「点」で打つため、皮膚の回復が非常に早いのが特徴。翌日からメイクでカバーできるため、名古屋の忙しい働く世代にとって、まさに救世主的な治療と言えます。
③ 専門医による「見極め」がすべて:ADMの存在
一見ただのシミに見えても、実は真皮層の深いアザであるADM(後天性真皮メラノサイトーシス)であることも珍しくありません。これは通常のフォトフェイシャルやピコレーザーでは太刀打ちできない「深い」悩みです。
これを見極め、適切な出力でアプローチできるのは、解剖学的知見に基づいた診察があってこそ。「あなたのシミは、ルビーで消えるものか? それとも別の治療を優先すべきか?」この診断(アセスメント)こそが、最短で美肌になるための唯一のルートです。
3. Belle Via Clinic流:結果を出すための「カスタマイズと治療間隔」
単一のデバイスだけで全ての悩みを解決しようとするのは、実は遠回りです。
当院では、**「色はルビーで掃除し、土台は別の治療で整える」**というハイブリッドな提案を重視しています。安全かつ効果的に結果を出すための、推奨スケジュールも併せて公開します。
■ 「色」×「毛穴・キメ」:ルビーフラクショナル + ポテンツァ
表面のシミをルビーで一掃した後は、肌の土台作りが重要です。**ポテンツァ(POTENZA)**で真皮層に熱を加え、毛穴を引き締め、内側から弾力のある肌を作ります。
- 推奨間隔:
- ルビーフラクショナル ⇒ (4週間) ⇒ ポテンツァ
- ポテンツァ ⇒ (4週間) ⇒ ルビーフラクショナル どちらを先に行う場合も、肌の回復を待つために4週間の間隔を空けるのが理想的です。
■ 「色」×「浸透・代謝」:ルビーフラクショナル + ピーリング
マッサージピール等でターンオーバーを整え、肌の受容体をクリーンにした状態でルビーを照射すると、メラニンの排出がスムーズになります。
- 推奨間隔:
- ピーリング ⇒ (2週間) ⇒ ルビーフラクショナル
- ルビーフラクショナル ⇒ (4週間) ⇒ ピーリングピーリング後のルビフラは2週間空ければ可能ですが、ルビフラ照射後は肌が繊細な状態のため、ピーリングまでは4週間の休息を推奨します。
■ 「色」×「導入」:ルビーフラクショナル + エレクトロポレーション
ルビー照射直後の肌は一時的に熱を持っています。このタイミングで、メソナJやケアシスを用いて高濃度薬剤を浸透させるのは非常に理にかなっています。
- 推奨間隔:
- 同日施術OK(ルビーフラクショナル ⇒ メソナJ / ケアシス)
- 逆にメソナJ等の後にルビーフラクショナル を同日に行うことも可能です。鎮静と有効成分の補給を同時に行うことで、ダウンタイムの軽減と美白効果の最大化を狙います。
4. 治療の経過とダウンタイムについて
「テープ不要」とはいえ、ノーリスクではありません。照射直後は赤みや熱感が出ますが、数時間で落ち着きます。
その後、2〜3日かけてシミの部分が非常に薄い「マイクロクラスト(微細なかさぶた)」という膜のような状態になります。これは肉眼ではほとんど分からない程度のザラつきですが、無理に剥がさず保湿を徹底することで、1週間後には驚くほど透明感のある肌が姿を現します。
5. 結論:あなたの肌に「今」必要なのはどれか
「SNSで流行っているから」ではなく、自分の肌悩みの正体に合った光を選んでください。
- 毛穴や小じわを改善し、肌を「ふっくら」させたい → ピコフラクショナル
- ニキビ跡の凹凸を「削って」平らにしたい → CO2フラクショナル
- シミ・そばかす・ADMを掃除して肌を「白く」したい → ルビーフラクショナル
Belle Via Clinicでは、一人ひとりの肌を直接診断し、最新の3D肌分析システム「NeoVoir 3D」等の客観的なデータも活用しながら、最適な治療を提案します。
「何をしても消えなかったシミ」を諦める前に、ぜひ一度名古屋駅前の当院へご相談ください。
費用・注意事項はこちらもご参照ください。
ルビーフラクショナルはこちらもご参照ください
記事監修医師
BelleViaClinic 院長
加藤 秀輝
日本専門医機構認定
形成外科専門医・指導医
整形外科専門医
日本美容外科学会 (JSAPS) 専門医
日本頭蓋顎顔面外科学会 専門医
【他資格・所属学会】
大学医学部を卒業後、形成外科および美容外科の最前線で研鑽を積み、日本専門医機構認定の形成外科専門医を取得。通算20年以上のキャリアの中で、JSAPS専門医をはじめとする複数の専門資格を保有しております。これまで多くの症例に向き合い、技術の研鑽を絶やすことなく続けてまいりました。
専門医としての誇りと責任を胸に、常に「本物の治療」を追求しています。私のポリシーは、単なる一時的な変化ではなく、中長期的に効果が続く質の高い医療を提供することです。患者様お一人おひとりの悩みに真摯に向き合い、最適なデザインと確かな技術をお約束いたします。
