
切開ハムラ
施術内容
目の下のたるみやシワがきになる・クマが目立つというお悩みを改善する手術になります。皮膚と筋肉や、隔膜がゆるんで目の奥から脂肪がはみ出し出し、溝のように凹んで出来ている状態をクマと呼びます。これを改善するために、下まぶたのまつげの際を切開し、皮膚と筋肉、隔膜を引き上げ、余った皮膚を切除します。突出している脂肪は、一部を切り取り、残りを窪んでいる部分へ移動して、まぶたの凹凸を滑らかにします。
こんな方におすすめ
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目の下のふくらみとくぼみの両方が気になる方
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単純な脂肪除去では凹みや老けた印象が強調されてしまう方
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影クマや疲れて見える印象を改善したい方
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長期的に効果を持続させたい方
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たるみも同時に改善したい方
基本情報
施術時間 | 約120分 |
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副作用・リスク | ■感染(化膿する) 切開部に細菌感染が起こると、赤み・腫れ・痛み・膿の排出などの症状が出ます。抗生剤の内服や点滴で改善することが多いですが、重度の場合には切開・排膿処置が必要となることもあります。 ■傷跡が残る 切開はまつ毛の際に沿って行うため目立ちにくいですが、体質によっては赤みや硬さが長期間残ることがあります。時間の経過で薄くなるのが一般的です。 ■左右差・仕上がりの不均一 腫れや体質により、術後にわずかな左右差が出ることがあります。まれに脂肪の移動・固定が不均一となり、凹凸感が残ることもあります。必要に応じて修正手術を行うことがあります。 ■目の下のしびれ・感覚の変化 術後一時的に下まぶたや頬にしびれ・感覚の鈍さが出る場合があります。通常は数週間〜数か月で回復しますが、稀に長引くこともあります。 ■たるみが残る 皮膚を切り取る量が少なかったり、筋肉や皮膚のつり上げが弱かったり、外側の脂肪が残ったりしますと、たるみが残ります。十分な皮膚を切り取ってしっかりと吊り上げを行っても、皮膚や筋肉のハリが低下している人では、たるみが残ってしまいます。下まぶたは、目を開閉する時に伸び縮みいたしますので、ある程度のたるみが必要です。それがたるみとして見えてしまうこともございます。修正をご希望の場合は、再度同じ傷を切開して残っている脂肪があれば脂肪を処理し、筋肉の吊上げ、皮膚の切除をさせていただきます。ただし、再手術をしてもご希望通りの仕上がりにならないことがありますことをご了承ください。また、再手術後は外反や下三白眼を起こしやすいことをご理解ください。 ■細かいシワが残る、または小ジワの増加下 まぶたは、目を開閉する時に伸び縮みしますので、下まぶたの皮膚にはある程度のゆるみが必要です。そのため、皮膚にちりめんジワや細い線のシワは残ります。手術では、皮膚の切除を可能な限り行わせていただきます。しかし、皮膚をたくさん切り取って細かいシワをなくすことはできませんし、外反を起こしやすくなることをご了承ください。それでも気になる場合は、ボトックスをおすすめいたします。 |
腫れ・内出血 | ・2週間程度、下まぶたから目の周囲に出る可能性がございます。白目に腫れが出ると、白目を覆っている膜が、ゼリー状に膨らむことがございますが、通常1~2週間で消失します。軽い腫れ、3か月~半年程続くこともあります。 ・注射の針が当たるか手術操作によって細かい血管が傷つくと、皮膚の下で出血し紫色になりますが、1~2週間で消失します。下まぶたから目の周囲に出る可能性がございます。また、白目に内出血が出現すると、白目の一部が赤く見えますが、こちらも1~2週間で消失します。 |
シャワー・洗顔・入浴 | シャワーは首から下は当日より可能です。翌日より洗顔・洗髪も可能ですが優しく洗って下さい。入浴は数日後より可能ですが腫れがある場合はお控えください。洗顔料も翌日から可能ですが優しく洗って下さい。 |
メイク | アイメイクは抜糸後から可能です。その他の部分は手術の翌日から可能です。 |
注意事項
- 喫煙は血液の循環を悪くする為、傷の治りが悪くなります。細菌がついて感染を引き起こす原因にもなりま
す。術前2週間前~術後最低1か月は禁煙をお願いいたします。 - 視力矯正などのため、コンタクトレンズを日常生活で使用されている場合、術後は腫れる場合もございます
ので、眼鏡をお持ちください。 - まつ毛エクステ・まつ毛パーマをした状態でも施術可能で、仕上がりに影響はございません。ただし、まつ
毛エクステをつけている場合、手術の過程でまつ毛エクステが取れてしまう可能性がございます。
まつ毛エクステが取れてしまった場合の保証はいたしかねますので、あらかじめご了承ください。術後にまつ毛エクステをつける、まつ毛パーマをかける場合は、1か月後から可能です。 - 再手術、修正手術後4か月間は、腫れや炎症が残っているため、手術を行うと、傷が汚くなる、癒着が強く変形するなど、原則として調整や手術は行えない時期です。腫れや炎症が収まる4か月以降に判断し、調整を行わせていただ
くことを御了承下さい。
施術の流れ
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洗顔
施術を受ける前にお化粧を落としていただきます。
お化粧落とし、洗顔料、タオル等はございますので、持参の必要はありません。 -
カウンセリング・診察
丁寧なカウンセリングでおひとりおひとりに合わせた施術をご提案します。
診察ではドクターが状態を確認します。不明点などあればお訪ねください。 -
お支払い
お支払い完了後、お客様のご希望に寄り添い、丁寧に施術を行います。 -
施術
お支払い完了後、患者様のご希望に寄り添い、施術の準備をします。(施術が後日の場合はご予約をお取りいたします) -
施術後
施術後、気になる事がございましたら、お気軽にご相談ください。
よくある質問
- Q 切開ハムラと裏ハムラの違いは何ですか?
- 切開ハムラは下まつ毛の際を切開して脂肪を移動させる方法で、皮膚や眼輪筋のたるみにも同時にアプローチ可能です。裏ハムラは皮膚を切らずに結膜側から行うため、腫れが少ない反面、皮膚のたるみ改善には適していません。
- Q 傷は残りますか?
- 切開はまつ毛の際に沿って行うため、時間の経過とともにほとんど分からなくなります。
- Q 効果はどのくらい持続しますか?
- 脂肪を切除するのではなく移動・固定するため、長期的に効果が持続します。加齢による変化は避けられませんが、5〜10年以上保たれることが多いです。
- Q 他の施術と同時に受けられますか?
- 下眼瞼皮膚切除やフェイスリフト、ヒアルロン酸注入などと組み合わせることで、より自然で若返り効果の高い仕上がりが可能です。