大陰唇ヒアルロン酸注入

約30分

■アレルギーを起こす

ヒアルロン酸はもともと体内に存在する成分ですが、ごく稀にアレルギー反応を起こす場合があります。異常な赤み・腫れ・熱感などが注入直後や数日後に現れることがあります。その場合、抗アレルギー剤やステロイド点滴などの治療が必要となり、通院していただきます。必要に応じて、注入したヒアルロン酸は分解注射で溶解します。

■血流障害を起こす

ヒアルロン酸が血管内に誤って入ったり、周囲組織の圧迫によって血流が阻害されると、皮膚が紫や赤色になる・強い痛みが出る・皮膚の壊死などが起こる可能性があります。異常を感じた場合は早急にご来院ください。血流障害が疑われる場合は、ヒアルロン酸分解注射やその他必要な処置を行います。

■膨らみ過ぎ・左右差

注入後しばらくは腫れやむくみによって「膨らみすぎ」と感じることがあります。また、注入部位によっては一部にボリュームの偏りや左右差が出ることがあります。多くは数日〜2週間程度で落ち着きますが、気になる場合は調整や追加注入、溶解処置が可能です。

■効果が不十分

腫れが引いたあとに「思ったよりボリュームが足りない」と感じる場合があります。これは注入量不足や体質による吸収が原因です。ご希望に応じて追加注入を行うことで改善が可能です。

■感染（化膿する）

注射部位が赤く腫れたり、熱感・痛みが強くなる場合には感染の可能性があります。抗生剤の内服や点滴で対応しますが、感染が重度の場合には切開・排膿処置が必要となることもあります。

シャワーは当日から可能

入浴は翌日から可能

1週間程度は控える