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アートメイク除去の新常識:カラーモンスター × Discoveryピコプラスで「消えない」を「なかったこと」に

「昔のアートメイクが変色して恥ずかしい」「レーザーを打ったけれど、オレンジ色だけ残ってしまった」「肌色で修正されていて、もう消せないと言われた」
アートメイクが普及する一方で、このような「除去」に関する切実なお悩みも急増しています。多くの方がまず思い浮かべるのはレーザー治療ですが、実はレーザーだけでは解決できないケースも少なくありません。
名古屋のBelle Via Clinicでは、最新のアートメイク除去剤カラーモンスター(Color Monster)を主軸に、世界最高峰のピコレーザーDiscoveryピコプラスを組み合わせた「次世代のハイブリッド除去」を行っています。
なぜ当院がこの2つを推すのか、そしてなぜ「カラーモンスター」が除去の歴史を変えたのか。形成外科専門医の視点から、徹底解説いたします。

1. アートメイク除去の革命児:カラーモンスター(Color Monster)
これまで、アートメイク除去の主役は間違いなくレーザーでした。しかし、レーザーには「特定の条件」において大きな弱点がありました。その弱点をカバーし、むしろ得意分野としてしまうのが、最新の除去剤カラーモンスターです。
そもそも「カラーモンスター」とは何か?
カラーモンスターは、従来の「焼いて壊す」レーザーとは全く異なるアプローチを取ります。天然由来の乳酸を主成分とした特殊な薬剤を用い、皮膚に定着しているインクを物理的に体外へ排出させる手法です。
施術方法は、アートメイクを入れる時と同じように専用のマシンを使用します。除去したい部位に薬剤を導入すると、薬剤が皮膚内部でインク粒子と結合し、インクを表面へと浮き上がらせます。その後、数日かけて「カサブタ」が形成され、そのカサブタとともにインクが剥がれ落ちるという仕組みです。
カラーモンスターが「最強」と言われる3つの理由
① 「色」を選ばない。白・肌色・多色もOK
レーザーは特定の「色」に反応して熱を出します。そのため、色が薄いものや、複数の色が混ざったものには反応が弱くなることがあります。 一方、カラーモンスターは薬剤による物理的な排出であるため、インクの色を問いません。白、ベージュ、黄色、明るいグリーンなど、レーザーが最も苦手とする色に対しても、黒変(真っ黒に変わること)のリスクなく安全に除去できます。
② 「黒変」のリスクを回避、またはリセットできる
ここが最も重要なポイントです。アートメイクのインクに「酸化チタン」や「酸化鉄」が含まれている場合、レーザーを当てた瞬間にインクが化学反応を起こし、一瞬で真っ黒に変色してしまうことがあります。これを「黒変(こくへん)」と呼びます。一度黒変すると、さらにレーザーを当ててもなかなか消えません。 カラーモンスターは化学反応を利用しないため、黒変のリスクを回避できるだけでなく、他院のレーザー治療で黒くなってしまった部位の「レスキュー」としても非常に有効です。
③ 修正(カモフラージュ)部位の除去に強い
昔のアートメイクを隠すために、上から肌色のインクを重ねて「修正」しているケースが多々あります。レーザーはこの「重なり」に弱く、表面の肌色に反応して中の濃い色が残ってしまうことがありますが、カラーモンスターは層に関係なくインクを吸い出すため、深い部分のインクも効率よく除去できます。
2. 具体的な「除去が必要なケース」の深掘り
なぜ、せっかく入れたアートメイクを除去したくなるのでしょうか。そこには、アートメイク特有の経年変化が関係しています。
アートメイクの変色には明確な理由があります。安価な顔料に含まれる金属成分が酸化することで、かつての美しい黒や茶色の眉が、時間の経過とともに赤やオレンジに変化してしまうのです。また、数年前の「並行太眉」ブームで入れたデザインが、現在のリフトアップしたお顔立ちやトレンドに合わなくなることも少なくありません。
これらを無理にコンシーラーで隠そうとすると、どうしても厚塗り感が出てしまい、不自然な印象を与えてしまいます。しかし、カラーモンスターで一度しっかりとリセットすれば、素肌の透明感を取り戻すことができます。デザインを「直す」のではなく、一度「なかったこと」にすることで、今のあなたに最も似合う新しいデザインを描く準備が整うのです。
3. 圧倒的な破壊力:Discoveryピコプラス(Discovery Pico Plus)
カラーモンスターが「確実な排出」を担うなら、Discoveryピコプラスは「圧倒的なスピードと細分化」を担います。
イタリアQuanta社が誇る「ピコレーザーの王道」
当院が導入しているDiscoveryピコプラスは、数あるピコレーザーの中でも世界トップクラスの「ピークパワー(一瞬の出力)」を誇ります。
従来のレーザー(ナノ秒レーザー)は、熱でインクを焼くため、周囲の組織に熱ダメージが広がりやすく、火傷や色素沈着のリスクがありました。しかし、Discoveryピコプラスは「ピコ秒(1兆分の1秒)」という極めて短い時間で照射するため、熱ではなく「光音響効果(衝撃波)」でインクを粉砕します。
3波長の使い分けで「消し残し」を許さない
多くのピコレーザーは2波長ですが、Discoveryピコプラスは「532nm」「694nm」「1064nm」の3つの波長を搭載しています。
- 1064nm: 日本人の肌に優しく、深い層にある黒や紺色を破壊。
- 532nm: 表面に近い赤いインクやオレンジに強く反応。
- 694nm(ルビー): 非常に珍しい波長で、難治性の青や緑、枝分かれした複雑な色味を狙い撃ちします。(※ルビーはQスイッチレーザー)
この3波長があることで、「全体的には消えたけれど、うっすら青みが残った」といった微細な消し残しを極限まで減らすことができるのです。
4. なぜ「カラーモンスター」と「ピコプラス」を組み合わせるべきなのか?
当院がこの2つを同時に推す理由は、「最短期間で、最も肌を美しく戻すため」です。
理想的な治療プロセス(ハイブリッド除去)
- 第1フェーズ:ピコプラスで広範囲を一気に粉砕 まずは、面積の広い黒や濃いインクをDiscoveryピコプラスで効率よくバラバラにします。これにより、体内のマクロファージがゴミを片付けやすい状態になり、数回で全体が薄くなります。
- 第2フェーズ:カラーモンスターで「難治部位」を狙い撃ち レーザーで薄くなった後に残る「赤み」や「不自然な色」、あるいはレーザーを当てると黒変しそうな「修正部位」に対し、カラーモンスターを投入します。
- 第3フェーズ:仕上げのピコプラス 最後にカラーモンスターで浮き出させた残りの粒子を、再度ピコプラスで微細に粉砕し、素肌に近い質感へ整えます。
このように、状況に応じて「攻め(ピコプラス)」と「守り(カラーモンスター)」を使い分けることで、ダラダラと回数だけを重ねる治療を防ぐことができます。
5. 形成外科専門医としての「肌質へのこだわり」
私は形成外科専門医として、常に「除去後の皮膚の質感」を最優先に考えています。除去治療において最も避けるべきは、色が消えても肌がボコボコになったり、不自然な白抜け(脱色素)が起きたりすることです。
レーザーの出力設定が不適切であれば、皮膚の下で過度な炎症が起き、瘢痕(傷跡)のリスクが生じます。また、除去剤の扱いが雑であれば、皮膚への負担が増し、回復に時間がかかってしまいます。
Discoveryピコプラスの精密なパラメータ設定と、カラーモンスターの丁寧かつ確実な手技を組み合わせることは、単に色を抜くだけの作業ではありません。再びアートメイクを安心して楽しめる、あるいはメイクなしでも自信を持てる「健康で弾力のある肌」を維持すること。そこに私は、医師としての心血を注いでいます。
6. 治療を受ける前の不安を解消:よくある質問と回答
Q. 痛みはどのくらいありますか?
A. どちらの治療も、当院ではしっかりと表面麻酔(麻酔クリーム)や局所麻酔を使用します。ピコプラスはパチパチと弾かれる感覚、カラーモンスターはアートメイクを入れる時のような振動を感じますが、我慢できないほどの苦痛はありません。
Q. ダウンタイムはどのくらいですか?
A. * ピコプラス: 3日から1週間ほど赤みや薄いかさぶたが出ることがありますが、翌日からメイク可能な場合が多いです。
- カラーモンスター: 施術後1週間ほど、しっかりとしたカサブタになります。この間、無理に剥がすと色抜けの原因になるため、保湿をしながら自然に剥がれるのを待っていただきます。
Q. 眉毛は抜けてしまいますか?
A. Discoveryピコプラスは眉毛の毛根を破壊しない波長を選択できるため、一時的に毛が白くなることはあっても、永久脱毛のように抜けてしまうことはありません。カラーモンスターも毛根への影響は極めて少ないため、ご安心ください。
Q. 1回で消えますか?
A. インクの深さや量によりますが、残念ながら1回で完全に消えることは稀です。通常、3回から5回程度のサイクルを推奨していますが、カラーモンスターを併用することで、従来のレーザー単体治療よりも回数を抑えられるケースが多いです。
7. 最後に:アートメイク除去を検討されている方へ
アートメイクを消したい理由は人それぞれです。「今の顔立ちに合わなくなった」「就職や結婚を機にリセットしたい」「失敗されて毎日鏡を見るのが辛い」。私たちは、単にインクを消すだけでなく、患者様が再び自分の顔を好きになり、新しい自分をスタートさせるためのサポートをしたいと考えています。
世界基準のデバイスであるDiscoveryピコプラスと、色の制限を取り払うカラーモンスター。この2つの強力な武器があれば、ほとんどのアートメイクは解決可能です。
「自分のアートメイクは消えるのかな?」と不安に思われている方も、ぜひ一度名古屋のBelle Via Clinicへご相談ください。形成外科専門医としての知見を活かし、あなたの肌にとって最も安全で、最も効果的なプランを一緒に考えていきましょう。
記事監修医師
BelleViaClinic 院長
加藤 秀輝
日本専門医機構認定
形成外科専門医・指導医
整形外科専門医
日本美容外科学会 (JSAPS) 専門医
日本頭蓋顎顔面外科学会 専門医
【他資格・所属学会】
大学医学部を卒業後、形成外科および美容外科の最前線で研鑽を積み、日本専門医機構認定の形成外科専門医を取得。通算20年以上のキャリアの中で、JSAPS専門医をはじめとする複数の専門資格を保有しております。これまで多くの症例に向き合い、技術の研鑽を絶やすことなく続けてまいりました。
専門医としての誇りと責任を胸に、常に「本物の治療」を追求しています。私のポリシーは、単なる一時的な変化ではなく、中長期的に効果が続く質の高い医療を提供することです。患者様お一人おひとりの悩みに真摯に向き合い、最適なデザインと確かな技術をお約束いたします。
